bouzunogare2005-04-22

元々陸釣り出身なもんで黒鯛に対する憧れが凄くあります。以前通っていた木更津沖堤防では5月から9月頃まで2m前後の短竿に太鼓リール、後はハリスに結ばれた針とガン玉だけというシンプルな仕掛けで狙います。餌は蟹やカラス貝!カラス貝の稚貝(イガイ)を堤防の波打ち際から取ってきてそれを針に刺すだけ!初めてそれを見たときは「そんなので黒鯛が釣れるのか??」と驚いた物ですが、実際他の餌でやってみるとメバルやソイ、アイナメやキュウセンなどが先に食いついてしまい餌が持たないのです。イガイだと黒鯛以外の魚は食ってこないのでアタリは100%黒鯛な訳です。しかしこの釣りは難しい!一日中堤防を歩き回って落とし込みまくって一度もアタリがない時も、、
クロダイ、沖提、ルアータチウオ船釣りなら【宮川丸】木更津港 | 沖堤渡船・釣り船・釣具・ルアー←沖堤の渡船のHP、船長さんがとても親切!
釣れないとつまらないので何とか黒鯛を釣りたいと釣友に教えてもらったのが紀州釣り(ダンゴ釣り)です。ダンゴ釣りはその名の通り餌をダンゴで包んで餌取りから餌を守り且つダンゴで黒鯛を誘き寄せるという面白い釣りでウキフカセ釣りよりも理にかなっている釣り方です。この釣りもダンゴの配合やら握り方などが難しくて上手くダンゴを投げないとダンゴが空中爆発したり海底に届く前に割れてしまうのです。美味くダンゴが海底に着くとウキのトップが海面すれすれになるようにウキ下を調整します。ダンゴが割れて付け餌が飛び出るとウキがポコンと海面に出てきます。ここが一番ドキドキするところで、黒鯛が餌に食いつくとウキが再び入っていくのです!ここで早合わせするとばれるので頃合いを見計らってビシッと竿を立てると黒鯛が元気に竿を曲げてくれます。夏から秋にかけての釣りですが今年も挑戦したい釣りの一つですね。